みなさん、今年の夏休みをどのように過ごされましたか?

HITの鉄道学科は、忘れられない思い出が一つ増えました。

今年の5月、香川県の高松琴平電鉄(ことでん)は、戦前に生まれたレトロ列車の23号・120号・300号・500号の4両を2020年のゴールデンウィーク後から順次に廃車すると発表しました。

廃車される車両の中でも、大正14年(1925年)に製造された20形23号は、車齢94歳で現役日本最古級の列車です。

さよならする前に一度乗らなければいけない!

という鉄道の先生と学生の強い思いから、高松琴平電気鉄道様にご協力を頂き、今回の貸し切りツアーを実施しました。

夏休み中のとある日に、有志を募って香川県へ行って参りました。

今回は20形23号と5000形500号に乗らせていただきます!

 

香川県高松市にある仏生山駅から乗車します。

昼ごはんはもちろんうどんです。

 

高松琴平電気鉄道総務部の皆様と技術部に所属しているHIT卒業生に同行して頂き、見学案内と車両説明をしてくださいました。

なんと、特別に運転席にも実際に座らせていただきました!

 

そして、今日のために学生がデザインしたオリジナルヘッドマークをつけていよいよ出発!

 

途中で綾川町にある滝宮駅で下車。

滝宮は、讃岐うどん発祥の地として有名ですが、今日はそのために降りたわけではありません。

実はこちらの滝宮駅舎は大正15年、旧琴平電鉄開業時に建てられた、ことでん最古の駅舎です。

 

撮影タイムを終え、再び電車に乗り琴平駅へ。

 

途中で車内でのアナウンスも体験させていただきました。

なかなか体験できないことなのでみんなやる気満々です!

 

その後も電車に揺られて、讃岐平野をコトコト走り続けます。

 

素敵な写真に素敵な思い出。

人生においてもかなり特別な一日を過ごせた学生たちはみんな幸せな笑顔。

 

大正から令和へ、4つの時代を駆け抜けた4台の列車、

引退の日まで、元気に活躍していただきたいですね。

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